出来立てのビーフン

前回の記事で乾燥して出来上がりと書きましたが、乾燥しなくても、蒸しあがったビーフンはそのまま食べることができます。
あの蒸たて熱々のビーフンを冷ましている作業中にオーナーの奥様がその出来立てビーフンをちぎって、「味見してみて!」と食べさせてくれました。
お米のいい香りがして、すごく細いのにしっかりとした歯ごたえ。蒸したてなので、フニャッとしているのかと思っていたのですが、驚きの食感でした。
あぁ、これがあの何度も説明されていた「食感を良くするため」と言われていた結果なんだ、と実感しました。

最後のカットして乾燥の段階で、乾かすためのビーフンとは取り分けられて、こんな風に束ねられているものがありました。
生ビーフンは、2日もすれば腐ってしまうので個人には基本的に販売していないそうなのですが、近くの飲食店には卸しているそうです。これはそのご近所の飲食店に配達するためのものでした。
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近所のお店で出来立てビーフンを頂く

せっかくなので、調理したビーフンを食べてみたいと思い、聞いてみると工場から歩いていけるところにお店があるよ、とのこと。
「今からこの生ビーフンを配達に行くから着いておいで。そのお店、行列ができるけど今の時間なら並ばずに食べられるよ。」と言って郭さんに連れて行ってもらいました。
工場から歩いて5分くらいのところにある、名前がどこにも書いていないお店。
11時半を過ぎたくらいでしたが、並んではいなかったものの気が付けばあっという間に満席になっていました。
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汁なしか汁ありか聞かれ、汁なしを選択。
そういえば、台湾のお店でビーフンを食べるのは初めて。そして、こういうタイプのビーフンを食べるのも初めて。
汁なしと言っても、少しスープが入っていて、魯肉飯の餡をもっとゆるくしたようなものがかかっています。
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こちらに配達されたのは、細い方のビーフンかしら?とっても細かったです。
細いビーフンにスープと餡が絡んで、とっても美味しい!!!
目の前で出来上がった生ビーフンをいただけて、大満足でした。

ここでしか買えない

自分用とお土産用に乾燥したビーフンを購入して帰りました。
細いのと太いのどちらにしようか迷ったのですが、太いほうが調理しやすいよ、と言われ太い方を購入しました。
どう調理しても美味しいけれど、食感がよくわかるのは炒めビーフンだよ、とおっしゃっていました。
こちらのビーフンはこの工場に直接来ないと購入できないそうです。
見学の最中にも、乾燥したビーフンを買い求めに来るお客さんが来られていました。
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購入したビーフンは日本語で簡単な調理ポイントを書いた袋に入れてくれます。
やはり、最大のポイントは事前に茹でたり水やお湯に浸したりせずに、さっと洗うだけ、ということでしょうか。
こちらのビーフンは新竹まで行かないと手に入りませんが、このメーカー以外でも新竹産の米100%ビーフンは、台北で見つけることができますので、ぜひ、米100%のビーフンを手に入れ、調理してみてください。
きっとその食感と美味しさに驚くこと間違いなしです。

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前の記事はこちら。
台湾、新竹のビーフン工場見学(1)〜なぜ新竹でビーフン?
台湾、新竹のビーフン工場見学(2)〜米100%でこだわりの食感
台湾、新竹のビーフン工場見学(3)〜押し出し、蒸しあげて完成