『大統領の料理人』を観てきました!

9月7日公開の映画です。
映画『大統領の料理人』公式サイト

今年の1月に観た『シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』に同様、フランス映画でシェフのお話。
今回の『大統領の料理人』は、フランス大統領の料理人を務めた実在する女性シェフのダニエル・デルプシュさんをモデルにしたストーリーです。
 
この女性シェフは、
大統領のシェフを務めた後、南極調査隊のシェフとして南極にも赴き、さらにその後トリュフの生産に適した場所を見つけるためにニュージーランドで仕事を始めるなど、世界中でフランス料理や食材の普及に努めた人物
なんだそうです。

映画では、南極でのシェフ、エリゼ宮でのシェフ両方の姿が描かれています。
見どころは、両方の土地で作る料理のかずかず。どれも美味しそう!
大統領が求めていた、伝統的なフランス料理、おふくろの味を思い出させる料理たちです。

女性シェフのこと

実際のストーリーをもとにしているからか、映画の中では絶体絶命のピンチを切り抜ける!とか、対立している悪役との対決、みたいなものはありません。
日々のちょっとしたハプニングや、慣れない場所で、 自分なりのやり方で料理を作っていくシェフの姿があります。
全てが成功するわけではなく、モヤっとするところとか、 オルタンス(女性シェフの名前)の苦悩だったり限界があるわけですが、なんとなくそういう部分が現実に近くて共感できると思いました。
だけど、最終的にはまた新たな目標を作って突き進んでいく、オルタンスはすごくたくましいです。
 
印象的なのは、彼女は大統領のための料理を作るのですが、大統領が食べている姿を見ることはほとんどないんですよね。
戻ってくるお皿に食べ残しがないかとか、給仕に様子を聞くだけ。
きっと本当は、お皿を目にした時の表情とか、一口食べたときの顔だったり、そういう食べる人の姿が目にできることを望んでいたんでしょうね。
私も料理する時の楽しみのひとつは、自分が作ったものを食べてくれる人の姿をみることです。

周囲の人たち

周囲の人たちで心に残るのが、大統領と、女性シェフの手伝いをするパティシエの若者。
大統領は、おじいちゃんなんですが、食べること、食べ物が大好きなひと。
子供のように目をキラキラさせながら食べ物のことを話す姿は、とてもかわいいです。
女性シェフに「今は人生のトウガラシの時」と言うシーンが好きでした。
パティシエの若者についても色々書きたいことはありますが、これから観る方のためにこの辺にしておきます。

観終わったあとは、何だかむしょうに手作りのあったかい料理が食べたくなりますよ!